【映画】Joker(ジョーカー)を観た感想・考察|※ネタバレあり

【映画】Joker(ジョーカー)を観た感想・考察|※ネタバレあり


ヒャーハッハッハァ!
どうも、笑い声が脳内にこびり付いて取れないサトミです。

今日、地元の映画館で「Joker」を観てきました。
予告を観てからずっと楽しみにしてた映画なので、10月に入ってから興奮が止まりませんでした・・・。

以下、あらすじと感想です。
(※画像は全てWB公式チャンネルより引用)

最後に、「これって何処までがジョーカーの○○なの?」について考察を書きました。

Joker 作品紹介・あらすじ

「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに密かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる〈悪のカリスマ〉ジョーカーに変貌したのか?切なくも衝撃の真実が明かされる!

引用元:公式サイト

ネタバレ

冒頭は、主人公の「アーサー」が化粧台の前でピエロの化粧をする所から始まります。

アーサーは舞台である「ゴッサムシティ」で派遣の大道芸人として働いており、ボロボロのアパートで介護が必要な母親と貧しい二人暮らしをしていました。

ある日、派遣された店先で「セール開催中!」という看板をもって陽気に宣伝していると、不良少年たちに看板を盗られて追いかけるハメに・・・。
追いついたと思ったら、看板で叩き伏せられてリンチを受ける仕打ち。

そんな事を聞いた同僚は、「護身用に持っておけ」と拳銃をアーサーに渡しました。
こんなモノは駄目だとアーサーは言いますが、自分を守れるのは自分だけと言われ、渋々受け取る事に。

場面は移り、病院らしき所で面談を受けるアーサー。

アーサーは突発的に「笑ってしまう」という病気を持っており、どうやら過去に監禁される程に酷かったらしいが、今は薬で平常を保っている模様。

面談している女性に「コメディアンになりたい」と自身の夢を話すアーサー。
しかし、まともにとりあってくれずに面談は終了。

次の日、アーサーは小児病棟に派遣されて子供達の前でピエロらしく踊っていると、持っていた拳銃を落としてしまうというアクシデントが発生。

慌てて誤魔化しますが、上司に知られてクビを言い渡されました。
意気消沈で、ピエロの格好のまま電車に乗って帰るアーサー。

そこで、3人の男に絡まれている女性がいました。
アーサーに助けを求めるような視線を飛ばしますが、アーサーは無視。
かと思いきや、いきなり笑う事で男達の意識を自身に移しました。(恐らく助けるつもりは無かったけど運悪く持病が・・・みたいな感じかな?)

笑い続けるアーサー。
女性は別車両に移動し、男達は面白いモノを見つけたと言わんばかりにアーサーに絡みます。

しかし、笑いを辞めないアーサーを不気味に思ったのか、いきなりアーサーを殴り、3人でリンチを始めました。
無抵抗にやられ続けるアーサー。

・・・でもなく。
1人を拳銃で発砲。
続けて2人目を撃ち殺し、最後の3人目はホームに着いたタイミングで泣きながら逃亡。しかし逃げ切れずに殺されました。

初めて人を殺したアーサー。
慌てて逃げて、駅のトイレらしき場所に籠もります。
そこで、落ち着くためなのかゆっくりとダンスを踊ります。
(ここで、アーサーという男の枷が緩んだんだと思います)

自身のアパートに着いたアーサーは、「ソフィー」という女性の部屋を訪れます。(隣の隣くらいに住んでいて、アーサーに惚れられ仕事場までストーカーされても笑って受け入れる女性)
部屋から出てきたソフィーに、いきなりキスをするアーサー。
(僕は、会ってそんなに日が経っていないのに受け入れるソフィーに不信感を抱きました)

次の日、母親とテレビを観ているとニュースが流れました。
「地下鉄殺人ピエロ事件」
アーサーが犯したモノです。

そのニュースの内容に触れ、「仮面を付けないと殺しも出来ない奴」だとコメントを発するのは、次の市長選挙に出馬する資産家の「トーマス・ウェイン」という男。

実は、このトーマス・ウェインとアーサーの母親は関係性がありました。
母親が言うには、トーマス・ウェインの元で働いていたと。
そして、この貧しい状況を知らせれば助けてくれると信じ、母親は毎日のようにトーマス・ウェインへ手紙を書いていました。

ニュースは続き、殺された3人はトーマス・ウェインの元で働いていた社員だと発覚。
富裕層が殺されたと知った多くの貧民層は、殺人を犯したピエロを英雄視して盛り上がります。

そんな事件が起きている状況の中、アーサーはまた病院の面談に行きました。
そこで知らされたのは、閉鎖のお知らせ。
アーサーの治療に必要な薬は、もう貰えないそうです。

場面は移り、次の仕事場を見つけたのか、とあるバーでコメディアンとして出演。
笑いの発作を起こしながらも、ネタをやりきるアーサー。
観客に恋人?であるソフィーも来ていて、アーサーのネタを面白そうに観ていました。

成功を収めたアーサーは、ソフィーとデートをしながら帰るのだった・・・。

そんな幸せを感じていたアーサーでしたが、家に帰ると衝撃が襲ってきます。
また母親がトーマス・ウェインに手紙を出すそうですが、今回アーサーは手紙の封を切って中身を盗み見ます。

そこに書かれていた事は、「この貧しい生活から、私と息子を助けてください」
アーサーは、トーマス・ウェインの息子と発覚。
(おいおい、ジョーカーとバットマンは腹違いの兄弟なのか!?とリアルに声を出してしまいました。隣に居た人ごめんなさい)
激昂しながら母親に問い詰めると、「身分の違いで一緒には居られないと捨てられた」との事。

ショックを受けたアーサーは、トーマス・ウェインの実家へと出掛けました。
豪邸の門で出会ったのは、少年・ブルース・ウェイン(後のバットマンですね)

無表情を崩さないブルース・ウェインに、アーサーはピエロらしく手品をやりながら戯けます。

それをヨシとしない執事らしき人が割り込み、去れと言われます。
しかし、アーサーが母親の名前を告げると、態度を変えた執事は小声で「それは虚言だ。あの女はイカレていたからな」と話し、馬鹿にするよう嗤いました。

怒ったアーサーは執事の首を絞めますが、怯えるブルース・ウェインをみて逃げ去ります。

落ち込んだアーサーがアパートに戻ると、誰かが救急車に運ばれていました。
それは、母親。

医者の判断によると、脳卒中。
病院の外で治療を待っているアーサーの元に、2人の警察官がやってきます。
アーサーの首になった理由などを調べ、犯人だと疑いますが、アーサーはその場を上手く言い逃れました。

病室にいる母親を心配そうに見つめるアーサー。
その隣にはソフィーもいました。

ソフィーが飲み物を買ってくると部屋を出た時、テレビで驚きの事が流れました。
アーサーが憧れている「マレー」という人気司会者が務めるバラエティ番組。
そこで、バーでネタを披露しているアーサーの事が流れました。

驚きのあまり、立ち上がってテレビの前へと出るアーサー。

嬉しそうにニヤけるアーサーですが、「面白いから」ではなく「面白くイジれるから」番組に流れたんです。
憧れの司会者からネタにされ、震えるアーサー。


一方、殺人ピエロは貧民層の中でかなり人気になり、そこら中でピエロの仮面を被った人々が「金持ち・ウェインを殺せ」と暴動を起こしていました。

富裕層が集まるシアターでも暴動は起こっており、アーサーは嬉しそうに混ざります。暴動の隙を突いて、シアターの中へと侵入するアーサー。

アーサーの目的は、シアターに来ているトーマス・ウェインと話す事。
シアターで流れているチャップリンを観ながらも、トーマス・ウェインを監視するアーサー。
途中、トイレへと向かったのを確認して着いていきます。

そこで、とうとう2人は話し合います。
サインが欲しいのか?という問いに対して、アーサーは母親の名を告げます。

途端、面倒くさそうにするトーマス・ウェイン。
「それは彼女の妄想だ。病院で監禁されるほどのイカレ女だった」と一蹴。
食い下がるアーサーは、「別に困らそうとしていない。ただ、温もり・・・愛が欲しいだけだよ、パパ」と必死に語ります。しかし、トーマス・ウェインの答えは、殴る事でした。

鼻を押さえるアーサー。
母親を侮辱され、悲しみと怒りで支配されてしまいます。

家の中で落ち込んでいたアーサーの元へ、一本の電話が。
それは、憧れていたマレーの番組出演依頼でした。
アーサーは依頼を受けた後、トーマス・ウェインが言っていた事の真相を確かめるために病院へと向かいました。

職員から母親のカルテを見せてほしいと頼みますが、持ち出しは禁止だと言われます。
強引に奪い取り、逃走するアーサー。

そしてカルテの内容を見ると・・・、

アーサーは本当の息子では無く、養子。更に、妄想性障害を持っていると書かれていました。
極めつけは、幼かった頃のアーサーはネグレクトなどの虐待を受けていたことも発覚します。

泣きながら嗤うアーサー。
(ここで、アーサーの枷は完全に解かれたんだろうと思います)


ショックのあまり、アーサーはソフィーの元へと向かいました。
彼女の部屋にあがるアーサー。
そこで、ソフィーがアーサーに気付きます。

しかし、その態度は「驚愕と恐怖」恋人に対する反応ではないです。
そして、ソフィーの台詞は、

「あなた・・・確かアーサーだったわよね?部屋を間違えているわよ。・・・出てってッ」

恐れるように叫ぶソフィー。

ソフィーとの思い出は、全てアーサーの妄想だったんです。
彼女とのデートも、病室で母親を見守っていた時も、本当はアーサー1人でした。
(恐らく、薬を飲まなくなった事で症状が悪化した影響)

母親の病室に場面は移ると、アーサーは母親の名前を呟き「嫌な名前だ」と言います。
その後・・・、母親を殺しました。


何事も無かったように家へと帰ったアーサーは、番組のためにピエロのメイクをしてネタの練習をしていました。

そこで、元同僚の2人が訪れます。
1人は拳銃を渡し、かつてアーサーがクビになった時「アーサーに頼まれて拳銃を売った」とクビを逃れた同僚でした。

それを裏切りと感じていたアーサーは、ハサミで刺殺。
もう1人の同僚は怯えますが、「君だけは優しかったよね」と見逃します。

身なりを整えたアーサーは、番組へと向かいます。
(ここは予告でもあった、赤いスーツを着て階段でダンスをしている場面です。この時アーサーという男は消え去り、完全なジョーカーになったんだなぁと感じました)

その時、母親の殺害がバレたのか、見逃した同僚が通報したのか分かりませんが、警官二人がアーサーを追いかけます。

追いかけっこが始まりますが、電車へと逃げ込むと、そこは暴動を起こしているピエロ集団が集まっていたので、紛れ込んだアーサーは警官から逃げ切りました。

無事にマレーと言葉を交わすアーサー。
(「私をジョーカーと紹介してください」
と言った時、アーサーはもう居ないんだなぁと思ったので、以下ジョーカーと書きます)

番組に出たジョーカーは、観客たちからそこそこの笑いを取ると、
「私があの三人を殺したよ」
と告白。

スタジオは静まりかえり、マレーはつまらないジョークだと言います。
しかし、胸の内を明かすジョーカーをみて、周りは本当の事だと悟りました。

マレーはジョーカーを非難しますが、
「自分を偽るのはもう辞めたんだ。守るモノも、失うモノも何も無い」
と笑いながら話すジョーカー。

そして、ジョーカーはマレーも最低な人間だと吐き捨て、
「報いを受けろ」と、マレーを射殺します。

生放送が悲惨な事になり、番組は中止。
ジョーカーもすぐに逮捕されました。


その後、パトカーで連行されているジョーカーは、火の海になっているゴッサムシティをみて嗤っていました。
それをみた警官は「笑うなイカレ野郎。こうなったのはお前のせいだろう」
と激昂。
その時、パトカーに一台の車が衝突。

中に居た警官は死亡。ジョーカーも重体で意識を失います。
しかし、突っ込んできた車からピエロの仮面が降りて来て、ジョーカーをパトカーの中から引っ張り出します。


ジョーカーが生放送で事件を起こしてから、あちこちでピエロ集団がジョーカーに感化され、暴れていました。
それに巻き込まれた、ウェイン夫妻とブルース・ウェイン。
一人のピエロがトーマス・ウェインを射殺し、続けて妻も殺害。

一人残ったブルース・ウェイン。

ジョーカーが意識を取り戻すと、周りがピエロの集団で囲まれていました。
「立てッ、立ち上がれ!」と連呼する集団。

破壊されたパトカーの上へと立ち上がると、拍手喝采。

ジョーカーは見せつけるようにゆっくり踊ります。


こうして、崇められるように「悪(ヒーロー)」がゴッサムシティに誕生しました・・・。

感想|考察・まとめ

最後の、立ち上がったジョーカーのシーン。
吐き出した血で、ピエロの笑うようなメイクをした時、目を見開いて感動しました。

それはともかく、

この作品は、ジョーカーが逮捕されて精神病棟に放り込まれる事で終わります。

しかし、ジョーカーは幼い頃の虐待ストレスで患ったのか、「妄想性障害」を持っていました。

だからこそ、僕は最後のシーンを観て首を捻りました。

大雑把な考察をすると、

・最後、ピエロの集団に助けられた後、また逮捕された。

まぁ、流れ的にコレが普通だと思いますよね?
ですが、感想の序盤で「過去に収監されるほどに酷い病気を持っていた」と書きました。
更に、この面談をしていた女性は、ラストの精神病棟で取り調べ?をしていた女性と同じ顔でした。

ならば、

ラストのシーンは過去の事で、回想で締めた。

という事になりますよね?
・・・しかし、これも違うかなぁと思います。
最後の最後、面談をしていた女性を殺したのか、部屋から出てきたアーサーの足跡は血塗れでした。
なので殺したのなら、回想はないかなぁと。

僕の考察は、

全てがアーサーという男の妄想

本当に個人的な感想なのですが、ジョーカーは狂気の塊です。
しかし観ていた限りでは、そこまでアーサーに狂気を感じませんでした。

アーサーはジョーカーになり得ない人間だと思います。
ただ妄想性障害をもっている人。

なので、
・アーサーは最初から精神病棟の外に出ていない
・ウェイン夫妻殺害事件などあったが、アーサーは関与していない
・ピエロ集団の暴動も実際にあり、それを病院のテレビか新聞などで知ったアーサーの妄想

この辺りかなぁ、と僕は思います。

まぁ正解など無く、それぞれが思い浮かべたモノがエンディングなのでしょうね。


とにかく!
最高だった

この一言に尽きます。

DCファンとして素直に乾杯です。

もう一回、観に行こうかなぁと迷っております(笑

以上、サトミでした!