【真・女神転生Ⅴ】プレイ感想レビュー。基本的に満足出来る内容だったが改善点が多い印象【ネタバレ注意】

switchで発売された「真・女神転生Ⅴ」。
メインストーリー、サブクエスト、悪魔全書埋めを終わらせたので今作の感想を述べていく。

メガテン5攻略情報はこちら

各キャラクターに対するネタバレなどを含むので注意。

ゲームとしての面白さ 4.5
やりこみの楽しさ 4
キャラクター 3
ストーリー 3
総合 4.5
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真・女神転生Ⅴ プレイ感想

まずはクリア時間

1週目ではじっくりマップ探索をしながら、受けられるサブクエストをクリアしていたので時間が掛かった。
だいたい30時間ほどで分岐地点に到達。

2週目ではサブクエストは殆どやらず、10時間弱で最後の分岐地点に到達。
真エンド達成は合計で40時間くらい

なおDLCを購入していたのでレベリングには時間を使わなかった
なので通常レベリングも込みだと1週目で50時間近いプレイ時間になるだろう。

忙しくてあまり時間を注げないという人はかなりの時短になるのでDLCの検討をオススメする。

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良かったところ

今作をプレイしていて「良い、楽しい」と思った部分を紹介。
やはりメガテン最新作とだけあって楽しい部分は多々あった。

マップ探索が楽しい

メガテンシリーズ最大の広さであるフィールドを走り回れる。
これが今作の目立つ部分だろう。

メガテン5には「ダアト」と呼ばれるフィールドが4つあり、それぞれが広大なマップになっている。

初めて着いた時はあちこち探索し、それだけで時間を取られたものだ。

サブクエストが楽しい

上記にあるマップ探索の楽しさの一部。
マップのすみまで探索していると意外なところにサブクエストがあったりする。

見つけた時の達成感はもちろん、クエスト次第で新たな悪魔が仲魔になったりするのでボクはメインストーリーそっちのけでサブクエストばかりを追っていた。

そして特定のサブクエストは新たなサブクエストのフラグにもなるので、やらざるを得なかった。

悪魔合体が便利になって楽しい

メガテンの魅力である悪魔合体。
シリーズを通して既に知っている悪魔でも、最新作で生み出すワクワク感はお馴染み。

今作は悪魔全書に登録している悪魔も含めて逆引きで合体出来るようになっているので「お、コイツとコイツでアイツが作れる!」とシルエットを見ながら楽しんでいた。

逆引き全書合体は便利なので、これからのシリーズでは当たり前のシステムにしてほしい。

不満点

楽しかった作品なのは間違いないが、不満点もある。
それらの中にはアプデで改善出来るようなのもあれば、ハード関係で仕方ない部分もあったり。

ダンジョンが残念すぎる

4つの広大なマップ「ダアト」の他に、ゲームらしいダンジョン攻略の要素がある。

・学校
・魔王城
・万古の神殿

と3つある。

学校は最初に訪れるダンジョンだが、たいして謎解き要素はない。
短くて内容もないので、何故ここをダンジョンにしたのか疑問。

魔王城は個人的にストレスがかなり溜まったダンジョン。
ギミックの謎解きは良い。
しかしマップ表示が役に立たないのだ。

高低差も謎解きの一部なのに、マップは仕事しない。
せめて高低差を分かりやすく色付けしてほしいところ。

魔王城の最後のギミックである風は、きっとボク以外のプレイヤーもイラついたはずと信じたい。
多分ここのせいで周回プレイする人は少なくなっただろう。

そして万古の神殿は純粋な手抜きを感じた。
エストマをかけて適当に走っているだけでも踏破可能だからだ。

このような感じで「ダンジョン」なのに面白みを感じなくて残念だった。

モッサリ感が気になる

普通に楽しんでプレイしていたが、所々にモッサリ感が出てきて気になった。

具体的には
・UI画面の切り替え
・龍脈の操作
・リザルト画面
・探索中(たまに)

上記のところが主に目立ち、モッサリ。
ちょっと重い感じがしていた。

グラフィックがそんなに…

メガテン最新作なのでシリーズで1番綺麗なのは間違い無い。

だが最近発売されているゲームと比べれば、そんな綺麗なグラフィックではない。

これは上記のモッサリ感と合わせ、「switch」に問題があると思われる。

switchのスペックが今作に追いついていないのだ。
なぜマルチにしなかったのか?
せめてPS4やPC(STEAM)にも出せば、これらの問題は解消されているだろうに。

戦闘のテンポが悪い

終盤や2週目の場合「エストマ」をかけて戦闘を回避している。
なのでたまに仕方なく戦うタイミングで気付くのだ。
「あれ?戦闘のテンポ悪くない?」と。

原因はオート戦闘のスピード。

オートで通常攻撃のみをやってくれるのだが、ほぼワンパンとはいえ遅い。
倍速でもなく、ただ自動で戦闘するだけなので遅いのだ。

これなら最初から操作して全体貫通攻撃をやったほうが早い。
しかしそれすらも面倒な時があるからオート戦闘にしてるというのに…。

これはアップデートで「戦闘スピード高速」を導入してくれば解決する。
過去作ではあったのだから難しくないはずだろう。

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ストーリー感想

今作のストーリーはハッキリ言うと、
「パッとしなかった」。

更に言えばキャラの掘り下げが足りない部分を強く感じた。

ストーリー自体が薄いのは、まあいい。
メガテン3も似たようなものだったから。

しかしそのメガテン3や4は各キャラに対してかなり強い設定があったのだ。
今思い出してもムカついたり、ゾッとするようなキャラが主人公の壁として存在しているから「ルート選択」にも重みが出ていた。

だがメガテン5はどうだ?
ぶっちゃけキャラに対する印象が薄い。

そんなメガテン5の各キャラに対する感想は下記だ。

各キャラの感想

最初の期待感だけ高まり、大して感情移入出来ていなかったキャラばかりだった。

正直、「このキャラ居る?」と思ってしまった部分もある。
とりあえず1人ずつ講評していく。

敦田ユヅル

(カオスキャラ)

最初に声を掛けてくれる仲間。
本編開始前よりもベテルに所属し、活動していたらしい。

だがいざ始まってみれば別行動ばかり。
「お前どこで何してた?」と思わず言ってしまうほど。

そして最後の分岐点で同じ道を選んでも別行動。
その代わりなのか、以前従えてた「ハヤタロウ」を(総理が)貸してくれる。
(レベルが低すぎて戦力にもならなかったが)

仲間の中で絡む頻度が多いと見せかけて、登場頻度はあまり無かったキャラだった。

太宰イチロウ

(ロウキャラ)

事前情報では「天使の力に溺れるロウルートキャラ」と予想していた。
しかし、予想よりも良い奴だったので密かにお気に入りキャラに認定していた。

だが終盤で突然の豹変、というかイメチェン?
結局は予想通りのロウに墜ち、ボクの中でイチロウ株が暴落した。

もうボクはイチロウの事をギャグキャラでしか見れない…。

タオ

(仲魔キャラ)

ストーリーでは敦田ユヅルの事を散々影が薄いと言ったが、タオに比べればそんなことない。

何故ならタオは早々にリタイアするから。
ボクはここで思わず「選択肢ミスった?」と焦った。

と思ったら終盤で急にパーティーイン。
開始早々に居なくなってまた帰ってきて…そして最後の選択肢次第でまた居なくって。

キミ何がしたいん?
でもスキルは強いからなんだかんだ使ってた。

サホリ

失礼だが「正直いらないキャラ」だと思った。
というかラフムのためだけに用意されたようなキャラに感じて悲しい。

印象が薄いまま、結局救えなかった。

ビジュアルも性格も好みなので、リタイアせずせめてラフムとナホビノになって立ちはだかるなりして欲しかったところ。

あの扱いは可哀想だと思う。

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敦田ミヤズ

サホリに比べれば可哀想ではないが、やはり不遇なキャラその2。

基本は寄り道である特定のサブクエストをクリアしなければ彼女の設定は没同然のままだった。

せめてメインストーリー進行に絡ませれば良かったのに。
そのせいでメインだけクリアしたプレイヤーから「結局ミヤズってなんだったの?」と言われる始末。

アオガミ&越水ハヤオ

アオガミの方は大して壮大な秘密などなく、ただの「人造魔神(スサノオだっけ?)」だった。
印象としては「この先危ないよ」と忠告してくれる優しいナビゲーターでしかない。
個人的にもっと出しゃばっても良かったと思う。

総理であるハヤオの方は「実は神」という設定。
その正体も「ツクヨミ」という大物。

しかし自分からあっさりバラすのは少し如何なモノかと。
もうちょっとストーリーを追うなり、それを察せられる部分があったらテンションが上がったと思う。

八雲&ジョカ

ルート分岐に関わるキャラにもかかわらず、他のキャラよりストーリー中の登場頻度が少ない。

こういうライバル的なキャラは何度も戦って、最後の最後に「お前は何を選ぶ」と選択を委ねられるのが燃える展開だというのに。
実際戦うタイミングはラストを除いてたった2回。

しかし他のキャラと違って設定の掘り下げ自体は濃いめだった。
八雲の事情をジョカの口から教えられる形だが、そのお陰で八雲の人となりを多少理解出来たのだ。

なので全キャラ中、感情移入出来るのは?
と聞かれたら八雲と答える。

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ルート分岐に対する感想

今作もシリーズの従来通り、
・ロウ
・カオス
・ニュートラル

と、それぞれに当てはめる事が出来る分岐エンドがある。

事前情報では「このキャラはこのルートだろうな」という予想をしていた。
具体的には「敦田ユヅル&ハヤオがNで、八雲がカオス」。

しかし蓋を開けてみれば逆だったのは驚き。
(ちなみにロウは予想通り

そして真エンドに辿り着くためには、Nルートを進めなければならないとは盲点。
だが考えてみれば、登場頻度のわりに八雲が1番キャラ立ちしていたのでおかしくはなかった。

そしてルート全体に対する感想だが、前シリーズと比べてマイルドな終わりだと感じた。

加えて、ルートを決定し、ラスボスを倒したあとの描写がもう少し欲しいとも。
一応ナレーションで少し結末が語られるが、そのルートを共にしたキャラとの会話は無かったのだ。
あるのは真っ白な空間で頷き合うだけ。ちょっと物足りない。

唯一、ちゃんと描写されているのは真エンド。
映像と共にしっかり「終わり」を感じさせてくれる良いエンディングだった。

なのでまだの人は是非、真エンドを観て欲しい。

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まとめ

・探索や今までと同じ悪魔合体などは楽しかった
・switchスペックの限界で様々な弊害があった
・メインストーリーはおまけ

今作は広大なマップを探索、という部分に焦点を置いていたのでストーリーに関しては仕方ない部分もある。

しかしそのストーリーはどこか削ったような物足りなさがあったのは事実。
なのでもしかしたらメガテン4→4fのような作品が出るのかもしれない。

マニアクスは勘弁だが、純粋な新作は歓迎だ。

今作は不満もあったとはいえ充分満足できた。
なので次回作も期待。
以上。

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