どうも、学生の頃は不良漫画が好きな厨二病だったサトミです。
不良漫画って面白いですよね。
中でも、「ヤンキー君とメガネちゃん」や「ギャングキング
」が好きでした。
泥臭い喧嘩も良いですけど、特殊能力みたいな要素がある漫画ないかなぁー、と探していたら、面白いのがありました!
鬼門街
あらすじ
主人公「川嶋マサト」は、ラーメンの食べ歩きが趣味の高校二年生。
いつものようにラーメンを食べて帰ると、母親がご飯を作って待っていた。
けれども、「もう食べてきた」と言ってマサトは自室に入る。
このように母親とは、最近あまり口をきいてない。
別に母親が嫌いとか、不満があるという事じゃなくて、ちょっとした反抗期だとマサトは独白する。
マサトは善人ではない。かといって、悪人でもない。
学校での生活は可も無く不可もない。
ただ、目の前で起きているイジメには、見て見ぬ振りをする。
自分にイジメの矛先が向かないよう、大人しく生活するのがマサトの日常だった。
そんなある日、毎朝起こしてくれる母親が起こしてくれなかった。
遅刻しそうになり、母親に文句を言おうとリビングに出ると――。
母親は血塗れの死体で倒れていた。
激しい怒りと悲しみに包まれたマサト。
その日以来、マサトは無気力の生活を送り、好物のラーメンを食べても美味しくないと感じていた。
涙を流しながらラーメンを食べた帰り道、マサトは不良に絡まれカツアゲされる。
取られた金はいいから、財布の中に入ってる母親の写真を返せと抵抗するマサト。
しかし抵抗空しくも、えげつないリンチをされて瀕死の重体を負った。
死の間際、マサトは目の前に立っている「鬼」を見る――。
登場人物
・川嶋マサト(かわしま まさと)
出典:永田晃一「鬼門街」
主人公。趣味はラーメンの食べ歩き。
小さい頃に、母親から桃太郎の絵本を読み聞かせてもらって「将来は桃太郎になって鬼をやっつける」のが夢だった。
父親は長距離トラックのドライバーで、あまり帰ってこない。
実質、母親との二人暮らし。
母親を殺され、無気力な生活を送っていた自分も不良に殺されかける。
そんな時に、「豪鬼」と名乗る鬼が目の前に現れた。
死にかけのマサトに、豪鬼が二つの選択肢を与える。
―このまま黙って天国に行くか、死後は地獄に墜ちるが鬼の力を手に入れて生きるか。
マサトは魂を豪鬼に売り、鬼の力を得た。
そして、母親を殺した犯人を捜し、自分で裁きを下すと誓う。
・豪鬼(ごうき)
出典:永田晃一「鬼門街」
マサトの前に現れた「鬼」
母親を失い、深い悲しみを持っていたマサトに近づき、死の間際に契約した。
鬼の中でも位の高い「鬼神族」という鬼。
前回は「織田信長」と契約して取り憑いていた。
鬼と契約した者は様々な力を得る。
身体能力の向上や蘇生など、人を超えた能力を扱えるが、鬼によっては取り憑かれるとその力で犯罪を犯したりする。
マサトは、母親を殺したのは鬼に取り憑かれた者だと予想し、豪鬼はマサトの目的に協力する。
豪鬼と契約し、マサトが得た力は―致命的な傷以外を治せる回復力。人外染みた動体視力。鬼のような怪力。
まとめ
一般ピーポーだったマサトが、鬼の力を得て喧嘩の日々を送る。
最高に面白かったです。
鬼と契約した人は犯罪を起こしたりするのですが、マサトは変わらず悪を裁くために力を使っています。
といっても、マサトは善ではないです。
この漫画は、勧善懲悪ではなく、悪をもって悪を制す物語です。
まぁ、不良漫画ですからね 笑
マサトの前に次々と現れる、鬼の力をもった人達。
そして、普通の不良漫画には無い、ド派手な喧嘩。
たまらねぇぜオラァ!(突然の不良)
そんな「鬼門街」は、ヤングキングにて連載中。
漫画単行本は、最新13巻まで発売されています。
僕は一巻だけ歯医者に置いてあるのを試し読みして、その帰りに最新刊まで大人買いしちゃいました!
ちなみに「鬼門街」の作者・永田晃一さんは、あの有名不良漫画「クローズ」の元アシスタントさんです。
そりゃあ面白いわけだー!
さぁ、皆さんも「鬼と契約して不良になろうよッ」
以上、サトミでした!