「ポケモンレジェンズ アルセウス」の新情報が発表された。
今回もっとも目立ったのは「バサギリ」という新ポケモンだろう。
バサギリとは一体何なのか?
考察していく。
新ポケモン「バサギリ」とは?
ストライクの新たな進化先である「バサギリ」。
タイプは「むし・いわ」に変化。
ストライク、ハッサムと違って4倍弱点がなくなり「はがね・いわ・みず」が弱点タイプとなった。
ハッサムがメタルコート(合金)で進化したのに対し、バサギリは特殊な鉱石がはたらき進化するようだ。
元ネタ・モチーフとなったのは?
バサギリの体は所々が黒くなっている。
これは特殊な鉱石の影響だという。
黒い色の鉱石といえば「黒曜石」だ。
そして、ヒスイ(シンオウ)地方のモチーフとなっている北海道は黒曜石の産地として有名である。
黒曜石というのは脆く壊れやすいが破断面がとても鋭い石だ。
実際石器時代はナイフなどの素材によく使われていた。
作中でも「ヒスイ地方の人々はバサギリの欠け落ちた欠片を石器に利用していた」と書かれている。
なので特殊な鉱石とは「黒曜石」だろう。
名前の由来は?
ストライクが英語で「攻撃・撤去」などの意味があり、図鑑説明は襲ってくる姿を強調しているのでストライクの由来はここから来ている。
ハッサムは、そのまま「挟む」と来ているなら「バサギリ」は「バッサリ斬る」という擬音からだろうか。
何故、斧になった?
ストライクが「かまきりポケモン」
ハッサムが「はさみポケモン」
そしてバサギリが「まさかりポケモン」となった。
鎌、ハサミと来て「斧」。
カマキリが斧を持つなんてずいぶん唐突だと感じる。
(ハサミも大概だが…〉
しかしカマキリと斧は無関係ではないのだ。
故事(昔のお話)には「蟷螂の斧(とうろうのおの)」という言葉がある。
(蟷螂とは「カマキリ」の事)
意味は「斧のような腕を振り、自分よりも強い奴に立ち向かう様」。
つまりザックリ簡単に言えば、
力の差を考えず無謀な挑戦をする奴、に対する言葉だ。
バサギリは闘争心が高そうなポケモンなので、実にピッタリだろう。
まとめ
ヒスイ地方に居る事で進化に影響が出た、という事はバスラオの例があった。
しかし、今回は既にハッサムという進化先があるストライクだ。
という事は、やはり御三家にも新たな進化先があるのか?
ヒスイ地方=昔のシンオウ。
つまり、今はもう居ない(絶滅した?)進化先の姿となるのだろう。
あるなら是非、見てみたい。
ヒスイ地方で得られる新たな姿のポケモンはまだまだ出そうなので、期待して待機する事にした。
以上。