【星降る夜になったら】救われない少女に涙が止まらない【感想レビュー】

みんなは悲恋って好きぃ?(愉悦)
どうも、サトミです。

もう一度問いますが、悲恋な物語は好きでしょうか?

読んでいて辛いですが、何故か好まれるジャンルです。
サトミもハッピーエンドを見た後にバッドエンドが見たくなり…え?それは微妙に違う?

ともあれ
今回紹介する作品は__

「星降る夜になったら」

とある男子と女子が、不可思議な現象に打ちのめされる物語です。

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星降る夜になったら 感想

作品概要

作者「あまさきみりと」
他作品
「キミの忘れかたを教えて」

あらすじ

今と違う設定で、 もう一度出会いたかった――。

この身が滅びようとも、佳乃を救いたい――。だけど、

《それだけを願っても救われないことは分かっていた》

花菱准汰の日常は、起きる⇒学校へ行く⇒遊ぶ⇒寝る。ただそれだけ、省エネで適当であることは彼らしさだった。渡良瀬佳乃は真逆。作業BGMでも、この作業に聴く音楽コレ、食べ物のベスト温度はコレと超が付くほどのこだわり派。
そんな2人はとある補修を通じて出会い、恋にも似た感情を抱くようになる。が、佳乃は謎の奇病に伏すことに。……しかし、奇跡は起きた。彼と彼女は他人となり、性格も変更され、生きることが許された。

――両思いが故にすれ違うことを選んだ、最高に美しくも儚い命の物語。

引用元:MF文庫公式サイト

キャラクター

・花菱准汰(はなびし じゅんた)

もうすぐ卒業を控えている高校3年生。
毎日ヘラヘラと笑い、友人達と適当に放課後を過ごしている。

担任の登坂に補習を受けるよう言われ、美術室に入ると絵を描いている女子生徒に目を奪われる。
その日を境にして後輩の女子生徒-渡良瀬佳乃との日々が始まった。

毎日学校に行って遊んで、と共感できるような高校生活を送っている。
渡良瀬に惹かれていく過程も学生らしくピュアっピュアでたまらない。
こんな青春送りたかった、と途中まで思ってました!!怒

・渡良瀬佳乃(わたらせ よしの)

美術部の部長である2年生。
ヘッドホンが特徴の口下手な少女。

成り行きで入部したセンパイ-花菱と放課後を過ごすようになり、「スノードロップ彗星」の絵を描いて見せると約束した。

今作品で最もハードな人生を送ったヒロイン。
どうして世界はこんなにも残酷なのだと思い、涙しました。

・登坂優(とさか ゆう)

美術教師。
花菱の担任教師でもあり、彼をなにかと気に掛けている。

実は渡良瀬の叔父でもあり、一緒に暮らしている。

裏主人公と言っても過言では無い(断言)
あの結末を迎えたなら、あの人とはどうなっているのだろうと思わせた。

・長谷川伊澄(はせがわ いすみ)

花菱の実家である喫茶店で働いている女性。
無表情無感情でロボットのような印象を抱かせる。

少しのネタバレをするなら、裏ヒロイン。
あの出来事の後、彼女の変化で花菱と渡良瀬の残酷な今後を予想させた。

こんな人にオススメ!

・メリーバッドエンドな作品が読みたい
・世界線が変動するパラレルストーリーが読みたい
・ありきたりな甘い青春物語ではないモノを読みたい
・SF(少し不思議)な恋愛小説が読みたい

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感想と評価 ネタバレなし

はぁ。(クソデカ溜め息)
救いをください。(切実)

この物語のキーは、
「スノードロップ彗星」という、4年に1度発生する都市伝説的な白い彗星。
カメラなどに写らず、肉眼でしか見れない。

そして運良く見られた人は、願いが叶うと言われている彗星。

でもやっぱりそんな甘い話は無い訳です。
他人の為の願いなら、感情を失う。
自分の為の願いなら、…。

この物語に出てくる人物は優しい人ばかり、でも唯一、世界だけが厳しくも残酷でした。

エピローグを読んで、もう一度プロローグを読むと更に泣けてくる。
もっと佳乃に優しい世界であって欲しかった…。

この作品は1巻完結だと思われます。
結末はアレで、佳乃がすべて持っていきましたから。

でも、切実に続きが欲しい。
あの結末の後、花菱に行動して欲しい。
と思ってますが…難しいでしょうね。
彗星の事とかありますし、もし花菱が何かやってもまた佳乃が繰り返し…となっても嫌ですし。

けれど、作者さんのあとがきでは、とある人物に心残りがあると言ってました。
ので、なにかしらの続編がある思われ…特にあの2人の話な!
どうにかそこから花菱と佳乃のハッピーエンドにたどり着けないモノか…。

作品の面白さ 4
キャラクター 3.5
主人公の魅力 3.5
ヒロインの可愛さ 4.5
総合 4

まとめ

サトミはこういう、悲恋的な物語は好きです。
でも読んでて辛いです。でも好き。
読むのに多大なストレスとカロリーが持って行かれるけど好き。

あらすじに描かれている「奇跡」の出来事まで全ページ(352p)中で約半分くらい掛かりました。
それまでずっとアオハルなストーリーでしたので、結末が余計に辛かった。

最近読んだ小説の中で、最も心を打たれ、感動した作品でした。
皆さんも是非、手に取って読んでみては如何でしょうか?

以上、サトミでした!

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